退職祝いのマナー
~退職のお祝いは~
周囲が早々と引継ぎを始めたりしないよう配慮したいものです。
職場での送別会も、「お別れ」より「激励」に重きをおいた明るい会にするよう心がけます。
また、結婚や出産での退職の場合は、お祝いをメーンにして職場の通常のお祝いより多めに
包みます。
家庭でのお祝いは
定年退職の日、家庭では「長い間ご苦労様でした」という感謝の言葉とともに、家族そろって笑顔で迎えましょう。再就職や趣味の話など、今後の話を語り合う、
明るくにぎやかな夜にしたいものです。
上司や同僚の退職祝いは
会社でのお祝いは会社の慣例に従って行います。餞別の品の金額もしきたりどおりに。少し値の張るものを皆で贈るのが
一般的で、その労をねぎらいます。
中途退職の場合は
結婚、出産、転職、独立など、自分で決断し、新しい道に踏み出す
退職者には、送別というより新しい道への門出の激励の気持ちが大事です。
仮に退職までにトラブルやリストラなど、いろんな事情があったようなときでも、
いったん決まったからには気持ちを切り替え、今後につなげる前向きな言葉で
あたたかく送り出すのがマナーです。
転勤族の妻への餞別と送別会
昇進・栄転は本人の祝事ですから、妻同士が親しくしてもその夫に
対するお祝いは不要です。
転勤の場合も、あらたまった餞別は不要です。引越しの手伝いや、忙しいときに
子供を預かるなどの申し出が相手にとっては助かるものです。
親子で親しくしていたいのなら、他の親子も招き、簡単なパーティーを開くのも良いでしょう。
こんな言葉やメッセージは要注意!
定年退職の場合
「これからはゆっくりなさってください」
「これからは好きなことができて幸せですね」など、
いかにもフリーな状況を強調する言葉や、責任がなくなった状況を
喜ぶような言葉は慎みたいものです。
結婚、出産の場合
「うらやましいわ」「私も早くそうなりたいわ」
などのような自分を卑下したような表現は、
むしろ尊大にも聞こえる場合もあるので避けましょう。
祝儀(お祝い金を渡す場合)のマナー
表書き・・・「御引退記念」、「記念品」
*退職日の前日までに贈るか、送別会時に渡してもOK。
個人的メッセージは別便で。
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